帯コメント
日本盤発見できず
今作のイチオシ曲を2曲↓
収録曲
1. Faker
2. We’re Through
3. Don’t Ever Leave
4. Compromise
5. Faceless
6. Stay Alive
7. Walking Away
8. Atoll
9. Ban Nuys
10. Alone With Nothing
11. L.A. River
12. Reflection
13. O’Lord
CDレビュー・感想
2009年8月11日発売。
スマイル・エンプティ・ソウルの4thアルバム「カンシャスネス」をご紹介。
デビューアルバムを聴いていた頃、このバンドはオルタナティヴ・ロックの
ど真ん中みたいな音楽を演っているので、それはもう順調な
サクセス・ストーリーが待っているのかと思っていた。
でも、そうは行かなかったんだよね。純粋にこのバンドが作る楽曲が好きだから
残念で仕方なかった。
デビューアルバムから2年、セカンド・アルバムがレコード会社の問題により発売中止される。
私の好きなバンドの一つにninedaysというバンドがいるのだが、
このバンドもほぼ完成していたセカンド・アルバムが発売中止になった。
どちらもこの時点では幻に近いセカンド・アルバムとなる。
(スマイル・エンプティ・ソウルのセカンド・アルバムは現在iTunesストアにてダウンロード可能)
そしてこの時期の前後にメンバーの脱退&加入があり、
2006年10月、なんとか3rdアルバム「ヴォルチャーズ」を発売。
流れが悪いのも手伝ってか、3rdアルバム「ヴォルチャーズ」は商業的に振るわなかった。
その後メンバーが脱退し、再び3人組バンドに戻る。
心配になるような状況の中、2009年 4thアルバム「カンシャスネス」発売、
というバンド遍歴になっている。
応援していた身としては、ストレートに成功してビッグバンドになって欲しかった気持ちもあるが、
紆余曲折を経た事で、成長できたからこそ
このアルバムが完成したのかとも思う。
さて、今作の作風についてだが、デビューアルバムより荒々しくハードな曲が軸になっていて
とてもロックなアルバムだ。個人的にはデビューアルバムよりも好み。
やはりスマイルエンプティソウルはトリオの方がスマイルエンプティソウルらしい曲になるのでは。
無理やり作り込んだ感がなく、シンプルかつワイルドで
むき出しなところがとてもカッコいいと思う。
今作のオススメ曲を書いておくと
ロック系の曲
2. We’re Through 3. Don’t Ever Leave 5. Faceless 12. Reflection
聴かせる系の曲
4. Compromise 6. Stay Alive 7. Walking Away 13. O’Lord
復活を果たしたスマイルエンプティソウルの4thアルバム「カンシャスネス」
是非一度聴いてみて欲しい。
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