【試聴】【名曲ナビ】Midget / Individual Inconsistent【帯コメント有り】

1999

帯コメント

ポップでちょっとパンクで、アレンジも凝ってて言うことなし!

ミジェット待望のセカンド・アルバム

ミジェット / インディヴィジュアル・インコンシスタント


収録曲

1. Bugs In The Cookie Jar

2. Hey You (Yes You)

3. These Things You Throw

4. The Gullible And The Appetite

5. Queue Jumping

6. Postcard From The End

7. Owen Can Write In Peace

8. Successful At Failing

9. I Am The Government

10. 00.48

11. Merely On Parade

12. Dodgem

13. Folk Of The Town

CDレビュー・感想

1999年10月6日 日本盤発売。

ミジェットのセカンド・アルバム、「インディヴィジュアル・インコンシスタント」の紹介です。

デビュー・アルバム「ジュークボックス」から一年ちょっとでの新作です。

ミジェットはデビューアルバムまでに、ミニアルバム等も出していましたが、

どちらもポップであり、パンク・メロコア要素がかなり入っていました。

セカンド・アルバムではパンク・メロコア要素は薄めで、

ポップセンスのあるUKバンドというイメージになりました。

一年ちょっとでだいぶ方向性を変えてきたミジェットですが

その一年の中で紆余曲折あったようです。

デビューアルバムをリリース後、フジロック・フェスティバル(1998)

オープニング・アクトを務め、11月には2度目の来日公演。

順風満帆に見えた矢先、所属レーベルが解体/閉鎖の憂き目に。

日本では1999年10月6日にこのアルバムがリリースされていますが、

本国イギリスでは、この時点での所属レーベルが決まっておらず、

まだリリースされていないという波乱万丈さです。

良い事も、悪い事もあるからこそ、このアルバムのリアルさが伝わってきました。

ちょうどメンバー達が、少年から青年へと変化していく時期とも重なり、

変化球的なアプローチが多く見られます。

このアルバムのオススメ曲を紹介していくと

1. Bugs In The Cookie Jar 5. Queue Jumping 7. Owen Can Write In Peace

8. Successful At Failing

この4曲あたりは成長したミジェットがよく出ている曲だと思います。

10. 00.48←この曲、カッティングもメロディもかっこいいんですが、

一分ジャストで終わってしまうので、もったいなく感じてしまう良曲。

UKバンドらしい成長をして帰ってきたミジェットのセカンド・アルバム、

「インディヴィジュアル・インコンシスタント」是非聴いてみてください!


コメント