帯コメント
彼を知り、己れを知れば百戦殆うからず
マニック・ストリート・プリーチャーズ / ノウ・ユア・エネミー
マニックス6枚目の新作は渾身の一撃!
英国において国民的バンドとなった彼等が放つ新作は、
失われない闘争本能が、怒りが、哀しみが凝縮されたまさに「結晶盤」。
誇り高く、気高い精神哲学を封じ込めた、生きとし生けるものの崇高な音楽バイブル。
収録曲
1. Found That Soul
2. Ocean Spray
3. Intravenous Agnostic
4. So Why So Sad
5. Let Robeson Sing
6. The Year Of Purification
7. Wattsville Blues
8. Miss Europa Disco Dancer
9. Dead Martyrs
10. His Last Painting
11. My Guernica
12. The Convalescent
13. Royal Correspondent
14. Epicentre
15. Baby Elian
16. Freedom Of Speech Won’t Feed My Children
17. Just A Kid
18. The Masses Against The Classes
CDレビュー・感想
2001年3月14日 日本盤発売。
マニック・ストリート・プリーチャーズの6作目、「ノウ・ユア・エネミー」を紹介します。
このマニックス、破天荒な人が多いバンドマンの中でも、
特に波乱万丈なバックボーンを持っていると言えるでしょう。
6作目というアルバム数からもわかるように、かなりキャリアの長いバンドなのですが
3~4枚目のアルバムの間の時期に、
かなり人気だったメンバー、ギター担当のリッチーが謎の失踪をしてしまいます。
順調だったバンドのキャリアで、突然起きた悲劇のなか、
それでも残されたメンバーはスリーピースバンドで立ち上がります。
私はちょうどその頃、このバンドに出会いました。
日本のバンドでCRAZEというバンドがいるのですが、
当時かなり好きでハマった時、当時の雑誌インタビューの中で
ヴォーカルの藤崎賢一氏が、最近聴いているバンドとして挙げていたんですよね。
好きなヴォーカル一押しバンドという事でかなり聴き込みました。
いろいろなバンドを聴いてきた今、マニックスの本作を振り返ると
当時主流だったストレートなUKギターロックというよりは、
少し変化球で、バンドのバックボーン的にも繊細さが感じられます。
今作のオススメ曲を紹介
1. Found That Soul 2. Ocean Spray 3. Intravenous Agnostic 12. The Convalescent
様々な経験をしたマニックスだから出せる、そんなアルバムです。
是非聴いてみてください!
Youtube公式チャンネルより
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