帯コメント
雄大かつオーガニックな真のロック!
無骨なサウンドと繊細なメロディ、
枯れたヴォーカルにより磨きがかかったセカンド・アルバム。
ニッケルバック / シルヴァー・サイド・アップ
<メンバー>
チャド・クルーガー(Vo,G)
ライアン・ピーク(G,Vo)
マイク・クルーガー(B)
ライアン・ヴィッケダール(Dr)
収録曲
1. Never Again
2. How You Remind Me
3. Woke Up This Morning
4. Too Bad
5. Just For
6. Hollywood
7. Money Bought
8. Where Do I Hide
9. Hangnail
10. Good Times Gone
11. Learn The Hard Way
CDレビュー・感想
2001年9月21日 日本盤発売。
ニッケルバックのセカンド・アルバム「シルヴァー・サイド・アップ」を紹介します。
ニッケルバックはこのアルバムで大ブレイクしましたね。
売り上げが世界で1000万枚を超えているアルバムです。
当時のイメージはクリードを聴きやすくした感じで、売れそうなバンドだなぁと思いました。
2. How You Remind Meが「9.11」の事件の後に再評価されたり、
息の長いヒット作となりました。
今このアルバムを聴くと、光り輝く寸前の原石がここにあるかのような印象を受けます。
現在のニッケルバックと比べれば確かに荒削りではあるものの、
軸になっているネタの素晴らしさに驚かされます。
そしてかなりストレートなサウンドなのも良いですね。
音程のわかりやすい、くっきりとしたギターリフが特徴と言えるでしょう。
そしてヴォーカルのチャド・クルーガーですが、
後に映画「スパイダーマン」(2002年公開)の主題歌「Hero」を歌うので
CM等で耳にした事がある方もいるのではないでしょうか。
パンチの効いたしゃがれた良い声ですよね。日本にはなかなか居ないタイプのヴォーカルです。
このセカンド・アルバムにはバラードが一曲も無いのですが、
チャドの声の存在感は、バラード等でも活きてくると思います。
ニッケルバックのサクセス・ストーリーの入り口とも言えるこのアルバム
オススメ曲を挙げるとすると、
グランジを少しハードロックに寄せた様なオープニングナンバーの
1. Never Again
このアルバムのメインナンバーであり、ニッケルバックの代表曲でもある
2. How You Remind Me
父親との関係を歌っている
4. Too Bad
あたりがオススメです。
ラウド系の中でも大ヒット作であり、名盤ですので
是非聴いてみてください!
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