帯コメント
伝説の新たなる章が幕を開ける!!
古巣に別れを告げ、自主レーベルAnger Music Groupを設立。
Hopeless Recordsとタッグを組み、シーンに新たな1ページを刻む!!
ザ・ユーズド / ヴァルネラブル
2001年結成、スクリーモの旗手として知られる絶叫ヴォーカリスト
Bert 率いるアメリカ・ユタ州出身4人組ロックバンド。
2001年、Reprise Records/Warner Music Groupと契約し、
翌年セルフタイトルアルバムでデビュー。
セールスは50万枚を突破し、いきなりのゴールドディスクを記録。
続くセカンドアルバム「In Love and Death」は2004年にリリースされ、
ビルボードアルバムチャート5位を記録し、再度ゴールドディスクに輝いた。
その後のサードアルバム、フォースアルバムもビルボードチャート上位を
記録し、長年に渡って衰えない確固たる人気と期待値の高さを証明して見せた。
世界中にコアファンベースを持つ彼らの人気とシーンにおいての存在感は絶大なものである。
そして結成10年目となる2011年、古巣Reprise Recordsを離れ、
自主レーベルAnger Music Groupを設立。
Hopeless Recordsへの電撃移籍を発表!!
結成11年目を迎え、5枚目のアルバムと共に
新生The Usedがシーンに新たな1ページを刻む!!
今作のイチオシ曲↓
収録曲
1. I Come Alive
2. This Fire
3. Hands And Faces
4. Put Me Out
5. Shine
6. Now That You’re Dead
7. Give Me Love
8. Moving On
9. Getting Over You
10. Kiss It Goodbye
11. Hurt No One
12. Together Burning Bright
13. The Lonely ※ボーナス・トラック
14. I Come Alive (Acoustic) ※ボーナス・トラック
CDレビュー・感想
2012年4月11日 日本盤発売。
ザ・ユーズドの5枚目、「ヴァルネラブル」をご紹介。
不思議とザ・ユーズドは5枚目ともなるのに、日本盤を逃さず購入できている。
日本でも人気が高いという事なんだろう。
ザ・ユーズドというバンドはめちゃくちゃなバンドに見えて案外、音楽性に統一感があり
ここまでの4作品に関しては、テイストは違えどちょっと聴いただけでも
ザ・ユーズド感がどの曲にもあるものだった。
もちろん、バート・マクラッケンという圧倒的ヴォーカルの存在と
それによるイメージが強いのもあるかとは思うが。
私が感じたままを書くと、今作はザ・ユーズドにとって
一番の転機のアルバムだったんじゃないかと思う。
自主レーベルになった要因もあるかもしれないが、
今までよりストレートにロックをやっているような印象だ。
バートのヴォーカルに演奏部隊が負けていない。
前作の4枚目「アートワーク」はポジティヴな曲が多くあり
ザ・ユーズドの変化を感じる事ができたが
今作はポジティヴな曲もあり、素晴らしいギターリフを含んだ
ロックな曲もあり、それに表現力の化け物であるバートのヴォーカルが乗っていく。
バンドとしてとても幅が広く、変幻自在。
意外性だとボーナス・トラックだが13. The Lonelyには少々びっくりした。
ポップな曲を甘めに歌うバートの歌が聴ける。
結成11年目の実績のあるバンドとなったザ・ユーズド。
5作目「ヴァルネラブル」是非聴いて欲しい。
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