ロック

2012

【試聴】【名曲ナビ】The Used / Vulnerable【帯コメント有り】

ザ・ユーズドの5枚目、「ヴァルネラブル」をご紹介。 不思議とザ・ユーズドは5枚目ともなるのに、日本盤を逃さず購入できている。 日本でも人気が高いという事なんだろう。 意外と近所の某有名中古CD屋兼古本屋及びゲーム屋でも見かけるくらいだ。 ザ・ユーズドというバンドはめちゃくちゃなバンドに見えて案外、音楽性に統一感があり ここまでの4作品に関しては、テイストは違えどちょっと聴いただけでも ザ・ユーズド感がどの曲にもあるものだった。 もちろん、バート・マクラッケンという圧倒的ヴォーカルの存在と それによるイメージが強いのもあるかとは思うが。 私が感じたままを書くと、今作はザ・ユーズドにとって 一番の転機のアルバムだったんじゃないかと思う。
2007

【試聴】【名曲ナビ】Jimmy Eat World / Chase This Light 【帯コメント有り】

ジミー・イート・ワールドの通算6枚目となるアルバム「チェイス・ディス・ライト」をご紹介。 『ブリード・アメリカン』から3年で通算5枚目にあたる『フューチャーズ』。 そしてさらに3年で今作『チェイス・ディス・ライト』という時系列になる。 一作一作、大事に作られたアルバム達はどれを取ってみても名作だ。 そして一枚ごとに音楽としての完成度は上がっていて いろいろな曲調に持ち味のエモのエッセンスを潜ませている。 今作の特徴として挙げておきたいのは、 これまでのジミー・イート・ワールドのアルバムよりも 印象に残るギター・サウンドであったり、 バンドとしてのグルーヴが強調されている曲が多い。
2001

【試聴】【名曲ナビ】My Vitriol / Finelines【帯コメント有り】

マイ・ヴィトリオールのデビューアルバム「ファインラインズ」をご紹介。 全19曲。 なんだか大容量なアルバムに感じるが、長短のインストを効果的に使って アルバム全体の聴きごたえに繋げている。 個性とか感受性とかを総動員してあるようなオシャレな曲が多数あるアルバム。 UKに少し元気がなかった時期に発売された今作だが 個人的には大満足だった一枚だ。
2004

【試聴】【名曲ナビ】Story Of The Year / Page Avenue【帯コメント有り】

ストーリー・オブ・ザ・イヤーのデビューアルバム「ペイジ・アヴェニュー」をご紹介。 鳴り物入りとはまさにこの事かと思うくらい、大物バンドとのツアーや、 エモ系の実績のあるプロデューサーが揃えられていて、これがハズレな訳が無いという帯コメント。 そして初回盤は¥1,764という破格なお買い得さも手伝い、 購入せずにはいられなかったアルバムだ。 まずはバンドを紹介していこう アメリカ中東部に位置するミズーリ州セントルイスに活動基盤を置く5人組。
2009

【試聴】【名曲ナビ】Dead By Sunrise / Out Of Ashes【帯コメント有り】

デッド・バイ・サンライズのデビューアルバム「アウト・オブ・アッシュズ」をご紹介。 待ってました!っていう人も多かったと思う、リンキン・パークが誇るフロントマン、 チェスター・ベニントンによるソロ・プロジェクト。 正直、私も待っていた派の中の一人で発売まで楽しみに待っていた。 しかし、改めてこの記事を書こうと思って聴き返したりしてるうちに、ふと思った。 デッド・バイ・サンライズ、日本語だと夜明け前に死亡といったところか。 今考えると、ちょっと深読みしてしまうよね。 今作の音楽的には、ちょっと大人めなオルタナティヴ・ロックだ。 もっと商業的に、いかにも売れそうなオルタナティヴで来るかと思ってたから意外だった。
2004

【試聴】【名曲ナビ】The Vines / Winning Days【帯コメント有り】

ザ・ヴァインズのセカンド・アルバム「ウィニング・デイズ」をご紹介。 オーストラリアのバンドが結構好きだったりする。 アメリカでもなくUKでもない良さは、オーストラリア特有のものかと思う。 カナダはやっぱりUSっぽいバンドが多いしね。 ガレージが流行る前は、ハリウッド版ゴジラのサントラに曲提供してた シルヴァー・チェアとか、数える程しか情報がなかったけど 2005年前後には、オーストラリアからザ・ヴァインズをはじめJET等 ガレージ・ロックを代表するバンドの一角を担っていると 言ってもいいようなバンドが続々と出てきている。
2000

【試聴】【名曲ナビ】Oasis / Standing On The Shoulder Of Giants 【帯コメント有り】

オアシスの4thアルバム、 「スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ」をご紹介。 聴いたことはない人でも、このジャケットは見た事ある人が多いのでは? とても綺麗な風景で印象に残りやすいジャケットだと思う。 音楽的にも、肩の力が抜けて自然体のUKロックができているんじゃないかと思う。 「いい曲作らなきゃ」感が無いというか、ギラギラのヒット狙いみたいな曲が無い(いい意味で) 商業的な話で、オアシスのアルバムの中で売れてないとかいう評価っていうのは 出た時期とか時代背景みたいなものを考えると、仕方のない事だと思う。 2000年、USではオルタナティヴヘヴィだとかミクスチャーがブレイクしていた頃で。
2008

【試聴】【名曲ナビ】3 Doors Down / 3 Doors Down【帯コメント有り】

3ドアーズ・ダウンの4thアルバム、「3 Doors Down」をご紹介。 4枚目にしてセルフ・タイトルを冠したことからも、今作に対する自信が伝わってくる。 アルバム曲というか、非シングル曲の演奏が全体的にカッコ良い。 特にギタートーンが綺麗で、アルペジオがはじまると聴き惚れてしまいそうになる。 3ドアーズ・ダウンの良さである、今現在のアメリカン・ロックのど真ん中、 王道を行くような曲調とスタイルは変えておらず、むしろ磨きがかかった気さえする。 物憂げなメロディから一気に開放するように開けていくサビメロと演奏は、 聴いていて本当に気持ちがいいものだ。
2003

【試聴】【名曲ナビ】Smile Empty Soul / Smile Empty Soul

スマイル・エンプティ・ソウルのデビューアルバム「Smile Empty Soul」をご紹介。 たまたま試聴コーナーに輸入盤があったので聴いてみたら、 異常なカッコ良さだったので即決で購入。 当時はほんとに衝撃を受けるくらい、自分の好きな音楽性の ベスト・バンドだと思っていたくらい聴き込んだ思い出がある。 音楽的には、グランジ~オルタナティヴくらいの音楽でエモ方向の曲が多い。 今の自分だと、この中にアメリカンな壮大な明るめのロック曲が欲しくなる。 ただ、当時はエモ方向を極めたようなこのアルバムにかなりハマっていた。 今聴いても色あせることなくカッコいいのは、さすがスマイル・エンプティ・ソウル。
2009

【試聴】【名曲ナビ】Hoobastank / For(n)ever【帯コメント有り】

エモ・パンク・メロコアらへんの音楽が好きで、このバンド嫌いな人はほぼ居ないんじゃないかな。 コンスタントに活躍を続け、今や大物バンドと言っても過言ではない。 デビュー当初は、真面目にオルタナティヴやりだしたインキュバスみたいな印象だったが キャリアの中でフーバスタンクらしさを確立したように思う。 デビューアルバムの代表曲が「クローリング・イン・ザ・ダーク」 セカンドアルバムは「ザ・リーズン」 今作は「マイ・ターン」と、かなり強いシングル曲がアルバムごとに入っているのも フーバスタンクというバンドの特徴と言えるだろう。
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