【試聴】【名曲ナビ】Finch / What It Is To Burn

2002

帯コメント

~準備中~

今作のイチオシ曲↓

収録曲

1. New Beginnings

2. Letters To You

3. Post Script

4. Grey Matter

5. Perfection Through Silence

6. Awake

7. Without You Here

8. Stay With Me

9. Project Mayhem

10. Untitled

11. Three Simple Words

12. Ender

13. What It Is To Burn

CDレビュー・感想

フィンチのデビューアルバム「ホワット・イット・イズ・トゥ・バーン」をご紹介。

デビュー盤発売当時、かなり日本ウケしたエモ・バンドだと思う。

来日公演もしたし、ライヴが凄いかっこいいバンドと評判だった。

後に活動を再開する時にも、再び来日してくれている。

エモ・スクリーモ的なジャンルとしては先進的バンド。

ドライヴ・スルー・レコーズからのデビューなので、

青春パンク系かと思われがちだが、フィンチの音楽は印象に残るギターリフと

エモーショナルなアプローチが特徴。

2001年のデビューEP「Falling Into Place」をリリース後、

フルアルバムとなる今作「ホワット・イット・イズ・トゥ・バーン」という流れになっている。

個人的にはザ・ユーズドよりフィンチの方が好きだったなぁ。

ザ・ユーズドはなんというか、ドラマチックなエモ系の曲を得意としている印象で、

フィンチは、ちょっとした感情の揺れとか機微を上手く表現できていると思う。

フィンチの代表曲はやはり2. Letters To Youと、13. What It Is To Burnだろう。

2. Letters To Youは、スクリーモでありながら、

なんだか爽やかですらあるメロディも演奏も素晴らしい名曲。

13. What It Is To Burnに至っては、

けっこう曲数の多いアルバムの最後の最後で爆発するような名曲。

当時読んでたPlayerのコラムで、

アルバムの中で一番最後にできた曲だって言っていたと思う。

好みによっては今作で一番好きな曲だという人も多いだろう。

7. Without You Hereもいい。ダウン気味な始まりから、

歌えるようなオクターヴ奏法のギターリフが入り、サビでしっかり盛り上がる曲だ。

エモ・スクリーモ黎明期の一角、フィンチのデビューアルバム

「ホワット・イット・イズ・トゥ・バーン」

是非いちど聴いてみて欲しい。

 

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